101DLで、果たしてパケット代を下限で抑えることができるのかどうかです。
これができなければ、今まで考えてきたことが全て水の泡になってしまいます。
Android OSは勝手に通信してしまう
Android OSは使っている意識がなくても勝手に通信していることが多々ある恐怖のOSとも言えます。ユーザーにとっては地獄ですが、キャリアにとっては嬉しいのかも知れません・・。「パケット定額に入っておいた方がいい」と言えるし、実際に通信料もかかってきますし。
この勝手に通信をどう抑えるかがポイントになってきます。
なお、「パケットし放題S for スマートフォン」の場合、通信料が930KBを超えてしまうと下限を料金では収まらないことになります。
まずは「無駄な通信」をさせないように端末の設定変更をしてどうなるのかを、シミュレーションしてみることにしました。
101DLの設定の見直し
※101DLのAndroid バージョンは「2.3.5」です。
1.設定→アカウントと同期→」バックグラウンドデータ」と「自動同期」のチェックを外す
2.設定→位置情報とセキュリティ→「無線ネットワークを使用」と「GPS機能を使用」のチェックを外す
3.設定→プライバシーの設定→「データのバックアップ」のチェックを外す
4.アプリの自動更新をしない
5.天気予報やニュース速報などのウィジットを削除(ホーム画面などから削除)
設定完了後、データ通信状況をアプリでモニタリング
設定を変更後、どのくらいデータ通信をしているかを、アプリをインストールしてモニタリングしてみることにしました。
・「My Data Manager」・・・アプリごとにデータ通信量をモニタリングしてくれます
・「簡易通信量チェッカー」・・・全体のデータ通信量をモニタリングしてくれます
(手軽にデータ通信記録をリセットができるので、1つの動作で
どの程度のデータ通信が発生するのかの確認目安になります)
どの程度のデータ通信が発生するのかの確認目安になります)
スマホをロック解除するだけで謎の通信
以上の設定をして、「勝手に通信」などは発生するのか調べてみました。
101DLのロック解除は、本体右上にある銀色ボタンを押して画面点灯させた後に、トリガーを左から右へスライドさせます。iPhoneのロック解除操作に似ています。
この操作だけで、なんとパケット通信が発生していることが分かりました。
これだけで発生するデータ量が毎回1KB~3KBくらいだったと思います。
迂闊にロック解除もできないことになってしまいます。
ワンクリック詐欺のようです(^_^;)
けれどもロック解除しないとスマートフォンが使えない訳で。
結局、Androidが備えている設定だけでは通信を完全に遮断することは不可能と判断しました。
モバイルデータ通信オフが最強。でもメール受信が・・・。
設定→無線とネットワーク→モバイルネットワーク設定の中にある、「モバイル通信を有効にする」のチェックを外しておけば、データ通信は完全に遮断されます。
けれども、これだとMMSメールの送受信が面倒なことになってしまいます。
モバイル通信がオフでも受信通知だけは届きますが、全文受信するには以下の操作が毎回必要になってきます。
「モバイルデータ通信ON→メール受信→モバイルデータ通信OFF」
この安定コンボをメールの送受信の度に実行しなければいけません。
更にメール受信後、モバイルデータ通信をOFFにするのを忘れたら、勝手に通信という恐怖に襲われること必死。
また、操作の煩雑さと手間が増えることで、従来の使い勝手と比べると煩わしさがかなり増えてしまいます。なので、ぽんだはこの方法は最終手段として保留にし、他の方法を検討することにしました。
通信の制御は「APN」の設定でなんとなりそう
調べていくうちに「APN」の設定で、通信制御は可能っぽいことが分かりました。
APN設定の中にある「APNタイプ」を「MMS」だけにすれば、キャリアメールの通信だけを通すようになり、この設定が出来ればベストということが分かりました。
更にメール受信後、モバイルデータ通信をOFFにするのを忘れたら、勝手に通信という恐怖に襲われること必死。
また、操作の煩雑さと手間が増えることで、従来の使い勝手と比べると煩わしさがかなり増えてしまいます。なので、ぽんだはこの方法は最終手段として保留にし、他の方法を検討することにしました。
通信の制御は「APN」の設定でなんとなりそう
調べていくうちに「APN」の設定で、通信制御は可能っぽいことが分かりました。
APN設定の中にある「APNタイプ」を「MMS」だけにすれば、キャリアメールの通信だけを通すようになり、この設定が出来ればベストということが分かりました。
けれどもAPNの設定内容はロックされていて編集ができません。
ですが、この部分は別途アプリケーションを使えば編集が可能です。
「シュパッと」のアプリをインストール
「シュパッと」のアプリを使うことで、「APNタイプ」を「MMS」のみに設定できます。
ですが、この部分は別途アプリケーションを使えば編集が可能です。
「シュパッと」のアプリをインストール
「シュパッと」のアプリを使うことで、「APNタイプ」を「MMS」のみに設定できます。
これにより、望んでいたスマートフォンの通信挙動が実現できました。
・キャリアメール(SMS・MMS)は通常通りに送受信可能。
・メール以外の通信は出来ない
101DLはソフトバンクが提供している「ソフトバンクメール」のアプリを使ってキャリアメールのやり取りを行います。
ソフトバンクメールは、現在の最新版は3.5(2.7)のようですが、2.6で安定っぽいので、このバージョンをおすすめします。
ソフトバンクを使うと、Wi-Fi環境でのメールの送受信も可能になりました。
さて、これで準備が整いました。「これはいける!」と根拠のない自信が出て来た時でした。
次回は各設定のまとめと、運用方法についてまとめてみます。
・キャリアメール(SMS・MMS)は通常通りに送受信可能。
・メール以外の通信は出来ない
※ブラウザソフトを開いても「ページが開けません」のエラーになればOK。
ソフトバンクメールは2.6が安定101DLはソフトバンクが提供している「ソフトバンクメール」のアプリを使ってキャリアメールのやり取りを行います。
ソフトバンクメールは、現在の最新版は3.5(2.7)のようですが、2.6で安定っぽいので、このバージョンをおすすめします。
ソフトバンクを使うと、Wi-Fi環境でのメールの送受信も可能になりました。
さて、これで準備が整いました。「これはいける!」と根拠のない自信が出て来た時でした。
次回は各設定のまとめと、運用方法についてまとめてみます。
現在、データ通信オフで強制遮断しております。
返信削除面倒ですがこれが一番確実と思われます。
コメントありがとうございます。確かにデータ通信オフが最も確実な方法ですよね。
削除ぽんは今のところ「シュパッと」のアプリでAPN設定をMMSのみで運用していますが、今のところ月々のパケット料は300円以内で納まっています。