2013年4月30日火曜日

IIJmioのサービス改定(プラン変更機能・クーポン増量)について考えてみる

IIJmioから「高速モバイル/Dサービス」の改定が発表されましたね。

プラン変更機能、SIMカードの追加・削除機能の提供について
「増量先取り!ご愛顧感謝キャンペーン」のお知らせ

上記のアナウンスの通り、「プラン変更が可能になる」、「従来プランのクーポン量が増える」という2つの点についてサービスアップすることになります。
プラン変更が可能になる点については、IIJmioの公式Twitterのアカウントでも何度か発言されていましたが、プラン変更手数料が発生しないのが嬉しいところです。

クーポン増量については、結構驚きました。ミニマムスタートプランにも500MBのクーポンが付くなんて・・。

プラン変更のサービスについては、予定していた通りの日程で開始するように感じましたが、クーポン増量については、当初の予定より繰り上げてサービス提供に至ったようにも思います。
これは、6月~8月まではキャンペーン特典としており、9月より正式サービス開始という点からも推測できます。
(或いは、当初よりキャンペーン期間を設けて、その中で収益のバランスを見て、9月からサービス仕様を修正した上で正式サービスへ、と考えていた可能性も考えられますが・・)

「OCNモバイルエントリーd 980」のサービスが、IIJmioにも影響を与えた?
IIJmioがもしサービス開始を繰り上げていたのであれば、「OCNモバイルエントリーd 980」のサービスが影響を与えたのかなぁと感じます。

OCNモバイルエントリーd 980が3G対応を発表した際には、OCNが頭一つ出たように思いましたが、今回のIIJmioの発表は、OCNを再び抜き去ったようにも思います。
うーむ、MVNOのサービス筆頭だったb-mobileにも頑張ってもらいたいところです。

今が熱いMVNO!
正に今はMVNOが熱い!ですね。混沌としているとも言えますが(^_^;)
MVNOのサービスを提供しているキャリア(プロバイダ)の中には、2年縛りを行なっているところもありますが、これではユーザーも取り残されてしまうなぁとも思ってしまいます。

IIJmioの3つのプランの住み分けに変化もありそう
IIJmioの3つのプランは、これまで以下のように住み分けされていたように思います。

ファミリーシェアプラン
   家族やひとりでモバイル端末を複数台使用するユーザー

ライトスタートプラン
   スマートフォンやタブレット、モバイルルータを使用しつつ、かつテザリングなども行い、価格よりも通信速度を優先するユーザー

ミニマムスタートプラン
   スマートフォンなどでのネット閲覧がメインで、通信速度よりも低価格を重視するユーザー

今回のクーポン増量サービスによって、「ミニマムスタートでもいいや」というライトスタートプランユーザーが、ミニマムスタートプランに移動してしまうような気もしています。
また、これまでミニマムスタートプランだった人は、よりミニマムスタートプラン固定になるような気もします。

ミニマムスタートプラン最強か?
ぽんだはこれまでライトスタートプランを使用していましたが、今回の発表を見てミニマムスタートプランに変更しようかと思っています。上述した移動の一員です(^_^;)
実際、アプリのダウンロードやスピードテストなどをしなければ、月500MBで収まってしまうような使用用途ですので、正にミニマムスタートプランがぴったりかなぁと思っています。

また、クーポンOFFの状態でパソコンをクライアントにしたテザリングも、実際試してみたところ、大きな不満もなくそこそこ見られてしまうのが恐ろしいというか、素晴らしいところでもあります。

以前の日記↓
「OCN モバイル エントリーd 980の3G対応は5月23日から」と課金開始日の関係について

でも書いた通り、ぽんだはOCNのサービスにも惹かれていました。
が、今回のIIJmioの発表によりIIJmioのままでいいか!という気持ちになりました。
とは言うものの、「とりあえず」OCNのSIMカードはAmazonで予約していました・・。
IIJmioの発表日に、奇しくもAmazonが出荷準備中に入ってしまい、キャンセルリクエストも失敗し、普通に届いてしまう予定です・・。
うーむ・・・一応保管しておくか返品しようか迷ってしまうところです。
ぽんだ的には、OCNの方はこれ以上のサービスアップはないようにも感じていますが、熱いMVNOなので何が起こるか分かりませんね(^-^)

2013年4月25日木曜日

IIJmioのクーポンON、OFFでの速度比較と体感比較(GS01を使用)

IIJmioでは、クーポンのON、OFFが自由に切替ができるようになりました。
利用用途によって使い分けができるため、利便性が格段に向上しました。
実際に、クーポンON時とクーポンOFF時で、どのくらいの速度差や体感差があるのかについて、今回はまとめたいと思います。

クーポンのON、OFFのそれぞれの通信速度の仕様は以下のとおりです。
   クーポンOFF・・・最大200kbpsでの通信   クーポンON・・・最大14.4Mbpsでの通信(LTE端末では最大110Mbps)

クーポンOFFは、ミニマムスタートプランの速度、クーポンONはライトスタートプラン、ファミリーシェアプランの速度と考えてもらえればいいかと思います。

ちなみに、今回のテストで使用している機種はイーモバイルのGS01です。この機種は3G端末ですので、最大速度14.4Mbpsになります。
※今回の比較した時間帯は「23時頃」になります。

スピードテスト(SPEEDTEST.NET)比較(3回計測しての平均値です)
   クーポンOFF
       PING=150ms、ダウンロード=253kbps、アップロード=250kbps  
   クーポンON
       PING=133ms、ダウンロード=2544kbps、アップロード=360kbps

感想
   アップロード速度はそれ程変わりませんが、ダウンロードは圧倒的に違いました。
    また、PING応答も若干の差が出ました。
    クーポンOFFは、最初の数秒は500kbpsくらいの値を示し、徐々に速度が低下して220kbpsくらいで落ち着き、平均すると250kbpsくらいの値になっているような計算だと思います。



アプリやダウンロードの体感比較と所要時間比較
次に、各アプリの体感差や、画面表示までの所要時間などについて比較してみました。

1.Opera miniアプリの表示(3回計測しての平均値です)
  appleのトップページ
     クーポンOFF・・・11.710秒
     クーポンON・・・11.752秒

  Impress Watchのトップページ
     
     クーポンOFF・・・5.035秒
     クーポンON・・・5.404秒

  感想
    クーポンONでもOFFでも、体感差が全くありませんでした。
    Opera miniのデータ圧縮の恩恵があるのかも知れません。


2.Yahooブラウザアプリの表示
(3回計測しての平均値です)
  appleのトップページ
     クーポンOFF・・・27.999秒
     クーポンON・・・10.378秒

  Impress Watchのトップページ(PC版)
     
     クーポンOFF・・・41.107秒
     クーポンON・・・22.286秒

  感想
    クーポンONとOFFでの体感差は結構あります。クーポンOFFの時には画面内の画像が徐々に表示されていくようなイメージです。
    けれども、クーポンOFFでも決して遅くて我慢できないようなものではなく、許容範囲内と感じる速度だと思います。

3.ファイルダウンロード(Yahooブラウザアプリを使用し、
3回計測しての平均値です))
  PDFファイル(2.44MB)
     クーポンOFF・・・1分49秒
     クーポンON・・・23秒

感想
   圧倒的にクーポンONの方が速いです。ダウンロードが最も速度差を感じられると思います。


総評
今回はあまり多くのテストをしていませんが、ぽんだ的には「常時クーポンOFF」でも十分使えるレベルであると感じました。
大きな体感差を感じるのは「ダウンロード」くらいでしょうか。ですが、ダウンロードも急ぎでどうしても欲しい、といったようなシチュエーションがなければ特に問題ないのではないでしょうか。
ぽんだはそんなシチュエーションはなさそうです・・。

ぽんだは現在ライトスタートプランですが、ミニマムスタートプランでもよかったなぁと感じています。早くプラン変更ができるようになって欲しいところです(^-^)

2013年4月22日月曜日

IIJmioのSIMカードを使う上でのおすすめアプリ

今回はIIJmioや、その他のMVNOのSIMカードを使っていく上で、便利なアプリを紹介したいと思います。

おすすめアプリ
IIJmio公式アプリの、クーポン利用(ターボ)のON、OFFの切り替えができるアプリです。
IIJmioではクーポン利用の切り替えが自在に出来るようになり、このON、OFFを実行できるIIJmio公式アプリです。

使い方はシンプルなもので、ユーザーIDとパスワードでログイン後、タップ一つでON、OFFの切り替えできます。
クーポンの節約する時はOFF、早くダウンロードをしたい時はONにするなど、用途に分けて利用できます。

まいみお!
IIJmioの通信利用量の照会が出来るアプリです。
直近3日間の通信量や、クーポン残量を確認できます。また、上記のIIJmioクーポンスイッチとも連携が取れるため、利便性は高いです。

Opera mini
ブラウザアプリです。大きなポイントは、通信データを圧縮してくれる点です。
その圧縮率は8~10分の1程度まで圧縮してくれるので、通信量の節約t読み込み速度の短縮ができます。非常に使えます。
デメリットとしては、WEBページのレイアウトが崩れる場合があることと、圧縮用サーバーを経由するため、パスワードなどの漏洩のリスクは否定できません。

※ぽんだはIIJmioのSIMカードを「ライトスタートプラン」の契約をしていますが、Opera miniを利用すると、クーポンON、OFFの時で読み込み速度の違いはほとんど感じません。
それだけ容量を圧縮してくれてるのだと思います。
標準ブラウザで10MBの通信量がかかるページでも、Opera miniでは1MB程度に抑えてくれることもしばしば。非常に重宝しています。

My Data Manager
各アプリの通信量をモニタリングするアプリです。

アプリごとの通信料や合計使用量が確認できます。
設定をすれば「あと◯◯MBまで利用可能」という目安も確認できます。
また、このアプリのデータ使用量と、IIJmioの会員メニューで見られるデータ使用量はほぼ一致しているため、モニタリングの信頼性は非常に高いと思われます。

自動機内モード制御 Free
画面が消灯すると、機内モード等に自動的に切り替えしてくれるアプリです。
ロックを解除すると、機内モードが自動的にOFFになってくれます。

GS01とIIJmioの組み合わせでは、ぽんだが使用している限り、セルスタンバイは発生していないと思われますが、データ通信用端末として使っているため、使用していない時には電波を掴む必要はなく、機内モードでも全く問題がありません。
そのため、電池節約の意味合いでも未使用時は機内モードに、という使い方になっています。
設定も簡単でとても使いやすいアプリです。
デメリットとしては、ロック解除後、電波を掴むまでに若干のタイムラグが発生することです(とは言っても、ロック解除後5~10秒程度で電波を掴みます)

Chiffon (SIPソフトフォン)
IIJmioでは、IP電話アプリが利用できます。
代表的なIP電話では「FUSION IP-Phone SMART」が挙げられますが、このサービスを利用する時に、上記ソフトが使えます。他にも「AGEphone」などが同類アプリとして存在しますが、比較使用してみた限り、音質など全てにおいてChiffonの方が優れていました。
GS01での使用感についてですが、若干の問題が発生しており、通話ボタンを押した途端に画面が真っ暗になってしまいます。(通話は可能なのですが)
画面が真っ暗になってしまうので、通話終了する時は、アプリ一覧から強制停止しないと停止できません。ぽんだのGS01だけの問題なのか、この端末全体の問題なのかは不明です。

ざっとこんなところです。
IIJmioクーポンスイッチ」「まいみお!以外は、IIJmioのみならず、他のMVNOを利用する際にも重宝できるアプリだと思います。

2013年4月20日土曜日

「OCN モバイル エントリーd 980の3G対応は5月23日から」と課金開始日の関係について

タイトルの通りですが、OCNのこのプランがとても気になっています。

NTT Com、月額980円で1日30MBのLTEデータ通信サービス
OCN モバイル エントリー d LTE 980

当初はLTE端末だけの対応だったため、ドコモの「クロッシィ」シリーズでしか使えないものでしたが、要望が多かったのか、急遽3G端末対応を発表しました。
その発表から一週間程度で、具体的な日程まで発表しています。

「OCN モバイル エントリー d LTE 980」における3G端末対応予定日について

このスピーディな流れ、OCNさんいい仕事してますね(^-^)

サービス開始日の日程が絶妙
正式な対応日は5月23日からのようですが、この日程がまた絶妙です。
このプランは、利用開始月が無料になっています。
「利用開始日」の定義が「申し込みした日の10日後」となっており、「利用開始日の含む月が無料」という扱いです。
OCN モバイル ONEの月額基本料はいつから発生しますか?

課金開始は7月分より
5月23日の当日も含んだ10日後は、ちょうど6月1日です。
この6月1日が利用開始日になります。
利用開始月を含む月が無料」であるため、6月分は無料となり、課金開始は7月分からとなります。
5月23日に利用申込みをすれば、最大で39日間が無料で利用できることになります。

ユーザーに配慮したサービス開始日
ユーザーへ最大限のサービスを考えた上で、サービス開始をこの日程にしたんだろうなと思います。
もし5月22日からサービス開始だったとして、当日に開通手続きをしてしまった場合には、6月分から課金されてしまいます。(申込みの10日後が5月31日であるため)
この辺りは大々的には書かれていませんが、さすがはOCNという感じがします。

ぽんだもかなり惹かれているプランです。
このOCNのプランだと、以下のプラスアルファもあります。

・OCNのメールアドレスが取得できる
・OCNのブログサイトも無料で作成できる

いや、ブログサイトは他でも作れるからいいのですが、やっぱり出来ると出来ないでは、出来た方がいいかなぁと。


実際、ぽんだがIIJmioのライトスタートプランで使用している環境では、日々の合計通信料が30MBを超えたことはほとんどありません。
OCNのプランでは、今と同じような利用環境で、毎月約1000円安く利用できることになります。うーむ、これは惹かれるなぁ。

2013年4月17日水曜日

ソフトバンク請求額が1円多い?謎についてまとめ

ソフトバンクの請求書を見ていて、不思議に思ったのが「請求合計額」です。請求額が1円多い気がしています。
それについて以下にまとめたいと思います。
※あくまでぽんだが計算した結果であり、ぽんだは端末の残債があったり、家族の請求も
   合算されているため正確には確認できていません。

最低維持費が「1688円」の人は多いのでは?
節約運用をしている人の中には、月額の最低維持費が「1688円」という人が多いのではないかと思っています。

その内訳は以下のとおりです

  ホワイトプラン:980円
  S!ベーシックパック:315円
  パケットし放題S:390円
  ユニバーサルサービス料:3円
合計:1688円(税込価格)


実際の請求額は「1689円」っぽい
ソフトバンクからの請求書を見てみると、それぞれの税抜きの金額を合計した金額から、消費税を算出していることが分かります。

請求書で表記されている「税抜き」の金額は以下の通りになっていると思います。

  ホワイトプラン:934円
  S!ベーシックパック:300円
  パケットし放題S:372円
  ユニバーサルサービス料:3円
合計:1609円(税抜)

この金額の消費税を計算すると「80円」です。
で、これらを足すと・・・「1689円」になります。

小数点以下は切り捨てだけど、請求額が1円多い?
上の合計額、小数点以下は切り捨てしているのですが、想定額より1円多いです。
本当であれば、カタログやHPの表記通りである「1688円」にならないとおかしいはずなのですが。

消費税の計算方法に問題?
これは、ソフトバンクの請求書の消費税算出方法が原因と思われます。
カタログやHPで表記している税込の金額から、いったん 税を抜いた金額を算出しており、この合計額から消費税を計算してます。

ソフトバンク請求書に記載の税抜金額に、消費税を足した金額(小数点以下も表記)は以下の通りです。

  ホワイトプラン:980.7円
  S!ベーシックパック:315円
  パケットし放題S:390.6円
  ユニバーサルサービス料:3.15円
合計:1689.45円


小数点以下を切り捨てでも1689円です。
上の明細で見ると、ホワイトプランとパケットし放題Sが加わった時点で、「1円増し」は確実になります。

通話料や超過分のパケット代が加わった請求書では1円増し問題が確認しづらい
実際には上記金額に、通話料や超過したパケット代が加わってくるので、「1円増し問題」は更に目立たなくなってしまいます。・・・が、確実に1円増し問題は発生していると思われます。

1円増し問題が数千万人で発生していたら・・・「ウン千万円単位に」
この1円増し問題。「たかが1円」かも知れませんが、2013年3月現在でソフトバンク契約者数は「32,479,600人」います。
みなさんがホワイトプラン+パケットし放題Sの契約ではないにしても、少なからず、この組み合わせを使用している人はいることでしょう。(或いは、他の組み合わせでも問題は発生しているのかも知れません。)
これらの人の1円増しを合計しただけでも「ウン百万円」、「ウン千万円」にもなります。

それか、HPやカタログ表記で「1円増しの」注意書きとかあるのでしょうか。
ここまでは調べてません。

※上記の内容はあくまでぽんだが計算したところですので、実際に「1688円」で運用している人は、請求書を確認してみて下さい。ぽんだの勘違いだけかも知れませんので(^_^;)

でも、本当だったら怖いなぁ・・・。

2013年4月16日火曜日

IIJmioのライトスタートプランをGS01でテザリング(Pocket Wi-Fi)

GS01が標準搭載しているテザリング(=Pocket Wi-Fi)機能ですが、IIJmioの高速モバイル/D(ライトスタートプラン)で使えるかどうか試してみました。
結果的には使用できましたので、設定方法をまとめてみます。

GS01の設定
1.設定→無線とネットワーク→テザリングとPocket Wi-Fi→Pocket Wi-Fiにチェックを入れます
  ※事前にWi-Fiにチェックを入れておく必要あるかも知れません。

2-1.Pocket Wi-Fi設定 → Pocket Wi-Fiのセキュリティ設定→ネットワーク接続IDを任意に変更
  ※初期値(GS01-PocketWiFi)のままでも問題ありません
2-2.(上記画面で) セキュリティ → WPA2/PSKを選択
2-3.(上記画面で) パスワードの設定(初期値のままでも問題ありません)


クライアント(子機)の設定
GS01の設定が終わったら、クライアント(子機)の設定です。
101DLを子機にした時の設定です。

101DLの設定
1.設定→無線とネットワーク→Wi-Fi設定→(本体の)メニューボタン→詳細設定→
 「静的IPを使用する」のチェックを外しておきます。

2.設定→無線とネットワーク→Wi-Fiにチェックを入れる→
  スキャンされたSSIDの中からGS01のものを選択(初期値の場合は「GS01-PocketWiFi」)→
  パスワード(GS01で設定したもの)を入力→OKを選択

これで完了です。
101DLではWi-Fi電波の扇型のマークが表示され、GS01経由でデータ通信を行います。

親機(GS01)と、子機(101DL)で速度の差は発生するかテスト
GS01がルーター(親機)となっている状態で、101DLでスピードテストした結果と、GS01でスピードテストした結果で、速度に変化が現れるのか確認してみました。(IIJmioのライトスタートプラン クーポンON)

結果的にはどちらもほぼ同じ速度が出ていました。(ぽんだ環境では、どちらの機種でも2~5Mbps程度)
GS01経由することによる、子機の速度低下はほぼないと考えていいかと思います。

タブレットやWindowsパソコンも子機として使える
GS01をPocket WiFi(テザリング)として使用すれば、SIMスロットのないタブレットも外出先で使えるなどの利便性が広がります。設定も簡単なのが嬉しいところです。
※Windows 8や、107SH(Android 4.0=ICS)などの子機設定についても、後日改めてまとめてみたいと思っています。

バッテリーの消耗は早い
使ってみてやや気になったのは、GS01のバッテリーの消費具合で、Pocket WiFiオンの状態では、バッテリーはまる1日は持たないと感じます。(詳しくはまだ調べていません)
そのため、Pocket WiFiは通常はオフで、使用する時だけオンにして使用する、という使い方が適していると感じます。

GS01・101DL(Streak Pro)について思うところ
SIMフリー端末で、テザリング(Pocket WiFi)機能も標準搭載のGS01は中々いい端末だと思います。
SIMフリー端末なのは、イーモバイルの考え方によるところでしょう。現にGS02やGS03もSIMフリー端末です。
この辺り、イーモバイルというキャリアにはとても好感が持てます。

一方、SIMロックがかかっていて、Pocket WiFiも標準ファームウェアでは利用できない101DLには残念さがあります。ハードウェアはいいのに、キャリアのファームウェアによって、それが100%出せていない状態であり、ユーザーにとってはデメリットしかないように思います。

GS01、101DLは「Dell Streak Pro」 という名称でハードウェアの基本仕様は全く一緒で、違いが現れるのは各キャリアの考え方・サービスの違いによるところのみです(=ファームウェアレベルのものです)
この2台の端末(Streak Pro)は、各キャリアの戦略や考え方の違いがはっきり分かる機種だと感じます。

利用用途の広さでいけば、GS01がダントツ優れています。

2013年4月11日木曜日

パケット節約運用中の101DLの結果と気づいた点(ソフトバンク パケットし放題S)

101DLをパケットし放題Sにして運用していますが、2月、3月とパケット代は下限(390円)で抑えることができました。
この2ヶ月で得た気づいた点や、教訓、失敗談です。


・「シュパッと」のアプリのAPN設定で「mms」の設定は必須

  設定内容は「一時的に「All」」にする必要はなく、すっと「mms」のままで正常動作しています。


・「Avast」のアプリを使用していたら、メールの写真取得中に一緒にAvastが通信してしまった
当初は、「シュパッと」の設定で「一時的にAllにする」設定をしていたのですが、これの弊害と思われます。
翌日のマイソフトバンクで、パケット代が170円もかかっていました。
これを機会にシュパッとの設定を見直し、現在はずっと「MMS」のままという設定での運用に落ち着きました。

・外出先ではWi-Fi通信はオフにしておく(ソフトバンクWi-Fiスポットには加入済)
これも失敗からの教訓ですが、ソフトバンクWi-Fiスポットの電波がギリギリのところで、メールの受信をしようとしたら、「取得中です」の表示のままになってしまったため(フリーズはしていません)、仕方なくソフトバンクメールのアプリを強制停止しました。
で、翌日のマイソフトバンクのパケット代を見たら150円以上が発生していました。
原因は不明ですが、Wi-Fiで通信中に電波が悪かったので、3G通信をするような挙動をしたのかなぁと思っています。
ただ、My Data Manager では、この時のデータ通信が「3G通信」としても記録されていなかったのが謎です。
結局原因は不明なのですが、電波の悪い場所でWi-Fiスポットを利用したことがパケット代発生の要因であったことは間違いないと思っています。

・PCメール転送をしていても、大きなパケット代は発生しない
利便性を考え、PCメールを101DLに転送する設定にしたまま、パケット節約運用を行うようにしました。
ソフトバンクメールの受信設定は「差出人と件名」のみの設定です。
1日に5~10件くらいのメールが101DLに転送されてきますが、このやり方では大きなパケット代の発生はありません。マイソフトバンクで見てもパケット代は0円か1円です。

・ソフトバンク同士のメール(MMS)は300kb以下までが無料
J-PHONEの頃から使い続けているソフトバンクですが、サービスや料金体系など、目につきにくい部分で日々改悪を行なっている印象を受けるのが、今のソフトバンクです。
ですが、このメールの無料サービスは今でも大変貴重なものです。有効活用しましょう。
ちなみに、メールは電話番号宛でもメールアドレス宛でも、無料になる条件は一緒のようです。

・ソフトバンク同士のメールでは、SMSを優先して使用する
ソフトバンク同士では300kb以内のメール(MMS)の送受信が無料ですが、念には念を入れ、ソフトバンク同士のやり取りではなるべく「SMS」を使うようにしています。
SMSであれば、「モバイルデータ通信」を使用しないで送受信できるため、パケット代が発生することは「絶対にない」ためです。
ソフトバンクのパケット課金システムを疑っている訳ではありませんが、「念には念を」といったところです。

・しばらくの間はマイソフトバンクでパケット代を毎日チェック
マイソフトバンクでは前々日までのパケット代が「確定前の料金」として確認できます。これを毎日チェックすることで日々のパケット代発生の増加具合が確認できます。
ぽんだは毎日チェックして記録しているので(暇人)、機会があれば1ヶ月分のパケット代記録を日記にまとめようと思っています。

マイソフトバンクのデータ更新は朝7時頃
話が少し逸れますが、マイソフトバンクのデータが更新されるのは毎朝7時前くらいで、その時間を過ぎると前々日までのパケット代が確認できます。
マイソフトバンクのメンテナンスや請求額確定日は、データ更新が遅くて、お昼頃にならないと更新されない時もあります。
請求確定日は末締めの場合には10日の朝7時頃のようです。(ぽんだ調べ)

今のところはこんな感じです。
マイソフトバンクのチェックでパケット代が増えていないと、何とも嬉しい自己満足が味わえます。
また何か気づいた点などありましたら、書いていきたいと思います。


関連日記
ソフトバンク スマートフォンでパケット料を下限で抑えるための節約術(設定と運用)


2013年4月7日日曜日

IIJmioでGS01を使用するための設定とセットアップ


今回はIIJmioのSIMカードで使用する機種(Dell Streak Pro GS01)について、設定などについてまとめたいと思います。

Dell StreakPro GS01の特徴
・SIMカードは「micro SIMカード」
・SIMフリー端末
・通信は3G通信(LTEには非対応)
・ソフトバンクの101DLと同機種(ただし、101DLはSIMロックあり)
・端末アップデートは自宅のWi-Fi環境で行える
・比較的容易にroot化が可能
・標準ファームウェアでテザリング機能が使える
・本体のバッテリー交換はできない(分解が必要?)
GS01の購入
白ロムはオークションやAmazon経由で買えます(販売は他の店舗)
白ロムだと端末の製品保証がなかったりする場合もあるので、ある程度のリスク(故障など)を考慮する必要があります。
また、GS01はIIJmioのサイトでも公式な動作確認が取れていない端末になります。
(2013年4月6日現在)
試してみないと正常に使えるかどうかは分からない状態と言えます。

GS01のセットアップ
ぽんだが使用したGS01のビルド番号は「068-Japan-eMobile」です。イーモバイル版の最新ファームです。


このファームウェアは、端末購入時には適用されていませんでした。端末を購入して自宅回線でWi-Fi接続したところ、アップデートの通知が表示され、アップデートできました。

さて、IIJmioでGS01を使用するための設定は以下の通りです。
1.GS01の電源OFF

2.SIMカードの装入

 本体の左側にカバーがあり、そこを開けるとSIMカードとmicroSDカードのスロットがあります。

↑の写真では分かりづらいですが、カードのスロット口が2つあり、上段のスロットがSIMカードスロット、下段 がmicroSDカードのスロットです。

SIMカードの差し込みは↓の写真の向きと方向です。

上側にSIMカードの端子が向くかたちで、SIMカードの角がない部分が本体手前側に来るように
差し込みます。 説明するよりも、写真を見てもらえれば分かると思います(^_^;)
→SIMカードスロットは、「カチッ」と音がするまで差し込むタイプです。

3.GS01の電源ON
 
4.GS01でAPNの設定
設定→無線とネットワーク→モバイルネットワーク→アクセスポイント→本体のメニューボタン
→新しいAPNを開き、以下の設定にします
  • 名前:iijmio
  • APN:iijmio.jp
  • ユーザー名:mio@iij
  • パスワード:iij
  • MCC:440
  • MNC:10
  • IP Version:IPV4
  • 認証タイプ:PAPまたはCHAP

※特に記載のない項目は未設定のままでOKです。
最後に本体のメニューボタンを押して「保存」を選択します。

上記の設定で使えるようになります。

アンテナピクト・セルスタンバイは問題なし
アンテナピクト表示も問題ありません。そのため、
MVNOで問題になりがちな「セルスタンバイ」についても、GS01では発生しないと思われます。


ぽんだが実際に使っていても、バッテリーの減りの異常を感じることはありません。

GS01を使ったライトスタートプランでの実効速度


ぽんだが契約したプランは「ライトスタートプラン」です。
実際のスピードテストした結果は、早くて3500Mbps、遅いと650kpbs、平均しても2Mbpsは出ていると思います。速度の違いは時間帯よりも場所によるところが大きいように感じます。
時間帯に関係なく、場所によってある程度決まった速度になるように思います。

速度と端末の使用感は満足
GS01という端末と、IIJmioのライトスタートプランの組み合わせですが、使用感としては非常に満足度は高いです。
端末は動作が重くなるということもありませんし、至って快適ですし、WEB通信でもストレスはほとんどありません。
(電車での移動中だと、レスポンスの悪い時はありますが)
ライトスタートプランの速度はやはり、メリットが大きく、これまで使用していたソフトバンクの「パケットし放題フラット」とスピードもほぼ同じですし、使用感はほとんど変わりません。
端末の2台運用という「煩わしさ」を差し引いても、月2500円以上が節約できる点は非常にメリットがあると感じます。

電波状況は「普通」
郊外にはあまり行っていないこともあるのか、電波状況については「ソフトバンク回線(101DL)とほとんど変わらない」といった印象です。
むしろ、ソフトバンク回線(101DL)の方がアンテナ状況がいい時の方が多いように思います。
ソフトバンクの回線もよくなってきたってことでしょうか。
郊外に行ったら、また違う印象になるかも知れませんので、試した際にはレポートしたいと思います。

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2013年4月3日水曜日

IIJmioのSIMカード申し込みについてまとめ


今回はIIJmioのSIMカード申込みについてまとめてみたいと思います。

IIJmioSIMカード申し込み
まずはIIJmioの高速モバイルD/ライトスタートプランの申し込みです。
事前にmioIDというアカウントを作っておく必要があります。
アカウント登録時にクレジットカードの登録も必要になり、支払い方法はクレジットカードのみです。

申し込みして2営業日くらいで、登録してあるメールアドレスに、「[IIJmio] ready to start」というメールが届きます。
このメッセージ内にSIMカードの到着日とサービス開始日が記載されています。
基本的にSIMカードの到着日がサービス開始日となるようです。
SIMカード到着の前に「mioID登録完了のお知らせ」の封書がまず届く
ぽんだは申込みをする時に、mioIDのアカウントも登録しました。
アカウント登録し、申込してSIMカードが届く前に、mioID登録完了のお知らせの封書が届きます。
中身は用紙1枚だけです。
SIMカード到着前のワクテカに水を差されるというか、ちょっと拍子抜けするかもしれません(^_^;)

申込からSIMカード到着までは45日程度
ぽんだの場合は金曜日の夜中に申し込みをして、翌週の火曜日の朝に、「ready to start」のメールが届き、水曜日の午前中にSIMカードが届きました。
SIMカード申込~SIMカード到着まで5日かかったことになります。
土日は休みでしょうから、実際に要した日数は3営業日ということになります。
SIMカードの確認
SIMカードの配送はクロネコヤマトでした。届くのは薄っぺらい封書なのだけですが、メール便ではない点に好感が持てます。SIMカードには「docomo」の表記があります。



SIMカードは、プラスチックの台紙から取り外します。取り外し方も書いてあり、「手袋を着用」と記載がありましたが、特に手袋などは使いませんでした。
SIMカードの2ヶ所が台紙のプラスチックとくっついているので、その部分を折って取るのですが、SIMカードがへし折れるのではないかと、少しハラハラしました。
が、ひねるように取ると上手く取れました。場合によってはバリが残るかもしれませんが、ぽんだは問題ありませんでした。


サービス開始月は料金、クーポン残量が日割り計算(ライトスタートプラン)
SIMカード到着日から課金も開始です。サービス開始月の料金は日割りでの計算でした。
ぽんだはライトスタートプラン(1974円)です。
後日、マイページから請求明細を確認したら、1日辺り60円の日割り計算になっていました。
また、サービス開始月にはユニバーサルサービス料はかかっていませんでした。
クーポン残量も同様に日割り計算で、1日辺り約33MBとして、利用日数分がクーポン残となっていました。(下一桁は繰り上げだったと思います)
サービス開始月の料金は、事務手数料の3150円に、日割り計算した金額になります。
ちなみに請求は翌月の20日前後に発生していました。

IIJmioのSIMカード申込み~到着までまとめてみました。
次回は機種の設定(GS01)などについてまとめたいと思います。

2013年4月2日火曜日

IIJmio(MVNO)のSIMで使用するスマートフォンについて検討


前回の日記で、データ通信用のMVNO事業者はIIJmioに決定し、プランはライトスタートプランに決めました。
後は、データ通信用で使う端末を何にするかです。

IIJmioで使用するスマートフォンを選ぶ上での条件
このIIJmioで使うデータ通信用スマートフォンですが、準備が必要な端末は「NTTドコモの端末」か、「SIMロックフリーの端末」ということになります。
IIJmioのMVNOは、NTTの回線網を使用しているため、NTTドコモの端末はSIMロック関係なく使用できると思われます。
SIMフリーの端末も、もちろん使用できることになります。

ソフトバンクスマートフォンは、基本的にはSIMロックされている
ソフトバンクスマートフォンは、基本的にSIMロックされています。
ソフトバンク端末で公式にSIMロック解除ができる端末は、2013年4月2日時点で、「SoftBank
008ZSoftBank 009ZSTREAM SoftBank 201HW」の3台のみです。
ソフトバンク SIMロック解除のお手続き

ぽんだがソフトバンクで使用している端末は101DLですので、これはSIMロック解除ができない端末になるため、IIJmioのSIMカードは使用できません。
101DLは、端末としては結構気に入っており、データ通信用として使い回したかったのですが、これは出来そうにありません。 

今まではSIMロックについては特に何も思わなかったのですが、実際にSIMロックの嫌らしさに直面すると、なんとも理不尽な仕組みだなと感じます。
ここで愚痴っても仕方ないので、端末をどうするかに戻ります。

IIJmioの動作確認済み端末が便利
IIJmioのサイトでは、端末の動作確認済み端末一覧を掲載しています。
この一覧の中にある端末を選んでおけば、失敗することはないと思います。

結局GS01に決定
で、ぽんだは101DLがお気に入りです(しつこい)。
この101DLは、正式名は「Streak Pro」と言うようですが、イーモバイルから「GS01」という名称でも販売しています。
このGS01。見た目は101DLと一緒です。

違いは、ファームウェアがそれぞれのキャリア用であること、GS01はSIMフリー端末であることと、テザリングのON、OFFが初期の設定画面の中に含まれていることくらいです。
基本的には同じ機種と思っていいようです。

DELL Streak Pro 101DL

Dell Streak Pro (GS01)

「こ、これは・・・」という感じで、GS01が欲しくなりました。
IIJmioの動作確認済み一覧ではGS01が入っていないので、動作するのか分からない状態ですが、GS01にすることにしました。

GS01は白ロムで購入しました。ざっと1万5千円程度かかりました。これの元を取るには、節約術で10ヶ月以上は運用しないといけません・・・。
ここは、端末が壊れないという「運」も必要かもしれません。

これで準備は整いました。あとはGS01で設定をして動作確認をするだけです。
これについては、次回まとめたいと思います。

2013年4月1日月曜日

スマホ2台持ち決定後のMVNO事業者の選定


スマートフォン2台持ちを決めたあとは、2台目のスマートフォンでの通信手段をどうするかです。
外出先の通信手段について検討
通信方法については、SIMカードのみ契約するタイプのものを利用することにしました。
「MVNO」とも言われているものです。
SIMカードのみを契約し、そのSIMカードをスマートフォンやタブレットに装着して利用するというものです。
格安SIMとして、「イオン専用SIM」とも呼ばれている「b-mobile SIMなんかが有名どころだと思います。
現在はiijmio、Excite、DTIなどが続き、現在はBIGLOBEやOCN、ASAHIネットなどもサービスを提供しています。
MVNO事業者のサービスの特徴
MVNO事業者で、ほぼ共通している特徴は以下ものが挙げられると思います。
・SIMカードのみの契約
・NTTドコモのFOMA網・LTE網を利用
・月額料金が安い
・電話機能は持たない、データ通信のみの場合がほとんど
・格安プランでは通信速度が遅く、その他のプランでは1ヶ月間の利用容量に制限がある
上記の点については、どのNVNO事業者のサービスを選んでも当てはまると思います。
各事業者ごとに異なる点は以下の部分だと思います。
・月額料金と通信量制限値の組み合わせ
・通信速度の実測値(ベストエフォートであるため)
・3G通信のみ or  3G通信+LTE通信
・2年縛り(解約時に違約金発生)の有無
・電話機能の有無

これらの点で、各事業者が特徴を出しているのだと思います。

MVNOは「IIJmio」に決定
いくつかの事業者を比較した結果、ぽんだは「IIJmio」にすることにしました。
IIJmio:高速モバイル/D」というものです。
IIJmioはぽんだの中ではこんなイメージです。
・接続プランに魅力的なものが揃っている
・格安プランでも、通信速度の実測値は仕様以上の速度が出るらしい
・「2年契約」のような長期間の縛りがない
・法人向けサービスが中心の事業者の個人向けサービスというのに興味津々
IIJmioのどのプランにするか検討
IIJmioの「高速モバイルD」のプランは3種類あります(カッコ内は月額料金です)
ミニマムスタートプラン・・・945円
ライトスタートプラン 1G・・・1,974円
ファミリーシェアプラン 1G・・・2,940円
プランを選ぶのはとても悩みました。(2013年4月1日時点)では、一度選択したプランの変更はできないためです。
他のプランを使いたくなったら、「現在の契約を解約→新しいプランで新規契約」という流れになります。新規契約では事務手数料3150円がかかるため、安易にプラン変更もしていられません。
そのため、慎重にプランを選ぶ必要があります。
※今後、プラン変更ができるようになる計画があるようですが、時期や手数料の有無は不明です。
候補としたのは、「ミニマムスタートプラン」か「ライトスタートプラン」です。
このどちらにするかで迷いました。

価格的にどのくらいの差があるかシミュレーション
まずは価格的にどのくらいの差が出るのかについて、ぽんだのこれまでの状況と、各プランを選択した場合のそれぞれの月額料金を比較してみます。
なお、1行目は「パケットし放題S」運用に切り替えた101DLの月額料と節約額になります。
↓運用コース
従来の月額
(パケットし放題フラット)
(今後の)月額
ひと月で節約できる額
101DL(1台のみ)
(パケットし放題S)
6,758円
2,263
4,495
101DL
+ミニマムスタート

3,211
3,547
101DL
+ライトスタート

4,240
2,518
スマートフォン1台運用であれば、月々4495円を節約できることになります。
ミニマムスタートプランの場合はこれにプラス948円(表の2行目)、ライトスタートプランの場合はプラス1977円(表の3行目)がかかります。
ライトスタートプランを選んだとしても、パケットし放題フラットを使っていた時よりも月額2,518円は安くなります。
両者の違いは「通信速度」です。価格的には「ミニマムスタートプラン」がいいのですが、通信速度が200kbpsと遅いです。果たしてこの通信速度が堪えられる速度かどうかです。
※IIJmioでは、4月1日から通信速度は128kbpsから、200kbpsにアップします。


これまでの通信使用量を基に、ミニマムスタートプランでの所要時間をシミュレーション
前回の日記に書いた通り、1ヶ月辺りにぽんだが使用していたパケット通信量は約「1.3GB」です。
この殆どがネット閲覧で使用していました。ネット閲覧以外に使用していたものといえば、アプリのダウンロードや地図の閲覧ですが、これは割合・容量としては大したことありません。
なお、Radikoなどは使用していませんでした。
1.3GB(=約1300MB)のデータを通信するにあたっての所要時間を調べてみました。
パケットし放題フラットや、ライトスタートプランでの通信速度は少なめに見積もって、1.5Mbpsとして算出してみました。
実際、ソフトバンクの「パケットし放題フラット」で、3Gスマートフォン(101DL)を使ってスピードテストをした時には、2Mbps、3Mbps程度は出ていました。
なので、ライトスタートプランでも同程度の速度は出るのかなと考えました。

通信量↓(単位:MB)
通信速度(bps)
1秒あたりのダウンロード量(単位:KB)
1分あたりのダウンロード量(単位:MB)
1時間のダウンロード量(単位:MB)
1.3Gのダウンロードに要する時間(単位:分)
1.3Gのダウンロードに要する時間(単位:時間)
1300
1500
187.5
11.0
659.2
118.3
2.0
1300
128
16
0.9
56.3
1386.7
23.1
1300
200
25
1.5
87.9
887.5
14.8
表を見てみると、1.3GBの通信を行うには、パケットし放題フラットでも2時間程度はかかっていることになります。
2時間といっても、一ヶ月間での2時間ですので1日の時間としては大した時間は要していないかたちになります。
実際に、電波のいい場所でのネット閲覧は、待ち時間のストレスもなく、快適にネット閲覧できていた印象があります。(ソフトバンク パケットし放題フラットの場合です)

で、ミニマムスタートプランで同じ容量の通信を行うには、128kbpsで23時間、200kbpsでも約15時間かかることになります。

現在のWEBページは画像の量も多く、これらが容量を食っているとも言えます。通信速度が遅い環境でこれらのWEBページを閲覧した場合、端末の動作としてはテキストが最初に表示され、次に画像は徐々に表示されていくパターンか、ある程度WEBページを読み込むまでは画面が真っ白のままで、あるタイミングで突然WEBページの内容が画面に表示されるか、のどちらかです。

通信速度が遅い環境では、これまでのような快適なネット閲覧は難しくなり、待ち時間だけがやたら長くなり、ストレスの溜まる環境になるのではないかという予測ができます。

ライトスタートプランに決定
ネット閲覧は電車での移動中での利用が多いため、あまりストレスを感じるのも嫌だなぁ、という点と、ライトスタートプランにしても、パケットし放題フラットを使っていた時と比較すれば月額で2500円超えの節約になる、ということで「ライトスタートプラン」を選択することにしました。

次回はデータ通信用(ネット閲覧が主)として使用する2台目のスマートフォンの機種の選定についてまとめたいと思います。