2013年4月1日月曜日

スマホ2台持ち決定後のMVNO事業者の選定


スマートフォン2台持ちを決めたあとは、2台目のスマートフォンでの通信手段をどうするかです。
外出先の通信手段について検討
通信方法については、SIMカードのみ契約するタイプのものを利用することにしました。
「MVNO」とも言われているものです。
SIMカードのみを契約し、そのSIMカードをスマートフォンやタブレットに装着して利用するというものです。
格安SIMとして、「イオン専用SIM」とも呼ばれている「b-mobile SIMなんかが有名どころだと思います。
現在はiijmio、Excite、DTIなどが続き、現在はBIGLOBEやOCN、ASAHIネットなどもサービスを提供しています。
MVNO事業者のサービスの特徴
MVNO事業者で、ほぼ共通している特徴は以下ものが挙げられると思います。
・SIMカードのみの契約
・NTTドコモのFOMA網・LTE網を利用
・月額料金が安い
・電話機能は持たない、データ通信のみの場合がほとんど
・格安プランでは通信速度が遅く、その他のプランでは1ヶ月間の利用容量に制限がある
上記の点については、どのNVNO事業者のサービスを選んでも当てはまると思います。
各事業者ごとに異なる点は以下の部分だと思います。
・月額料金と通信量制限値の組み合わせ
・通信速度の実測値(ベストエフォートであるため)
・3G通信のみ or  3G通信+LTE通信
・2年縛り(解約時に違約金発生)の有無
・電話機能の有無

これらの点で、各事業者が特徴を出しているのだと思います。

MVNOは「IIJmio」に決定
いくつかの事業者を比較した結果、ぽんだは「IIJmio」にすることにしました。
IIJmio:高速モバイル/D」というものです。
IIJmioはぽんだの中ではこんなイメージです。
・接続プランに魅力的なものが揃っている
・格安プランでも、通信速度の実測値は仕様以上の速度が出るらしい
・「2年契約」のような長期間の縛りがない
・法人向けサービスが中心の事業者の個人向けサービスというのに興味津々
IIJmioのどのプランにするか検討
IIJmioの「高速モバイルD」のプランは3種類あります(カッコ内は月額料金です)
ミニマムスタートプラン・・・945円
ライトスタートプラン 1G・・・1,974円
ファミリーシェアプラン 1G・・・2,940円
プランを選ぶのはとても悩みました。(2013年4月1日時点)では、一度選択したプランの変更はできないためです。
他のプランを使いたくなったら、「現在の契約を解約→新しいプランで新規契約」という流れになります。新規契約では事務手数料3150円がかかるため、安易にプラン変更もしていられません。
そのため、慎重にプランを選ぶ必要があります。
※今後、プラン変更ができるようになる計画があるようですが、時期や手数料の有無は不明です。
候補としたのは、「ミニマムスタートプラン」か「ライトスタートプラン」です。
このどちらにするかで迷いました。

価格的にどのくらいの差があるかシミュレーション
まずは価格的にどのくらいの差が出るのかについて、ぽんだのこれまでの状況と、各プランを選択した場合のそれぞれの月額料金を比較してみます。
なお、1行目は「パケットし放題S」運用に切り替えた101DLの月額料と節約額になります。
↓運用コース
従来の月額
(パケットし放題フラット)
(今後の)月額
ひと月で節約できる額
101DL(1台のみ)
(パケットし放題S)
6,758円
2,263
4,495
101DL
+ミニマムスタート

3,211
3,547
101DL
+ライトスタート

4,240
2,518
スマートフォン1台運用であれば、月々4495円を節約できることになります。
ミニマムスタートプランの場合はこれにプラス948円(表の2行目)、ライトスタートプランの場合はプラス1977円(表の3行目)がかかります。
ライトスタートプランを選んだとしても、パケットし放題フラットを使っていた時よりも月額2,518円は安くなります。
両者の違いは「通信速度」です。価格的には「ミニマムスタートプラン」がいいのですが、通信速度が200kbpsと遅いです。果たしてこの通信速度が堪えられる速度かどうかです。
※IIJmioでは、4月1日から通信速度は128kbpsから、200kbpsにアップします。


これまでの通信使用量を基に、ミニマムスタートプランでの所要時間をシミュレーション
前回の日記に書いた通り、1ヶ月辺りにぽんだが使用していたパケット通信量は約「1.3GB」です。
この殆どがネット閲覧で使用していました。ネット閲覧以外に使用していたものといえば、アプリのダウンロードや地図の閲覧ですが、これは割合・容量としては大したことありません。
なお、Radikoなどは使用していませんでした。
1.3GB(=約1300MB)のデータを通信するにあたっての所要時間を調べてみました。
パケットし放題フラットや、ライトスタートプランでの通信速度は少なめに見積もって、1.5Mbpsとして算出してみました。
実際、ソフトバンクの「パケットし放題フラット」で、3Gスマートフォン(101DL)を使ってスピードテストをした時には、2Mbps、3Mbps程度は出ていました。
なので、ライトスタートプランでも同程度の速度は出るのかなと考えました。

通信量↓(単位:MB)
通信速度(bps)
1秒あたりのダウンロード量(単位:KB)
1分あたりのダウンロード量(単位:MB)
1時間のダウンロード量(単位:MB)
1.3Gのダウンロードに要する時間(単位:分)
1.3Gのダウンロードに要する時間(単位:時間)
1300
1500
187.5
11.0
659.2
118.3
2.0
1300
128
16
0.9
56.3
1386.7
23.1
1300
200
25
1.5
87.9
887.5
14.8
表を見てみると、1.3GBの通信を行うには、パケットし放題フラットでも2時間程度はかかっていることになります。
2時間といっても、一ヶ月間での2時間ですので1日の時間としては大した時間は要していないかたちになります。
実際に、電波のいい場所でのネット閲覧は、待ち時間のストレスもなく、快適にネット閲覧できていた印象があります。(ソフトバンク パケットし放題フラットの場合です)

で、ミニマムスタートプランで同じ容量の通信を行うには、128kbpsで23時間、200kbpsでも約15時間かかることになります。

現在のWEBページは画像の量も多く、これらが容量を食っているとも言えます。通信速度が遅い環境でこれらのWEBページを閲覧した場合、端末の動作としてはテキストが最初に表示され、次に画像は徐々に表示されていくパターンか、ある程度WEBページを読み込むまでは画面が真っ白のままで、あるタイミングで突然WEBページの内容が画面に表示されるか、のどちらかです。

通信速度が遅い環境では、これまでのような快適なネット閲覧は難しくなり、待ち時間だけがやたら長くなり、ストレスの溜まる環境になるのではないかという予測ができます。

ライトスタートプランに決定
ネット閲覧は電車での移動中での利用が多いため、あまりストレスを感じるのも嫌だなぁ、という点と、ライトスタートプランにしても、パケットし放題フラットを使っていた時と比較すれば月額で2500円超えの節約になる、ということで「ライトスタートプラン」を選択することにしました。

次回はデータ通信用(ネット閲覧が主)として使用する2台目のスマートフォンの機種の選定についてまとめたいと思います。

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