2013年4月16日火曜日

IIJmioのライトスタートプランをGS01でテザリング(Pocket Wi-Fi)

GS01が標準搭載しているテザリング(=Pocket Wi-Fi)機能ですが、IIJmioの高速モバイル/D(ライトスタートプラン)で使えるかどうか試してみました。
結果的には使用できましたので、設定方法をまとめてみます。

GS01の設定
1.設定→無線とネットワーク→テザリングとPocket Wi-Fi→Pocket Wi-Fiにチェックを入れます
  ※事前にWi-Fiにチェックを入れておく必要あるかも知れません。

2-1.Pocket Wi-Fi設定 → Pocket Wi-Fiのセキュリティ設定→ネットワーク接続IDを任意に変更
  ※初期値(GS01-PocketWiFi)のままでも問題ありません
2-2.(上記画面で) セキュリティ → WPA2/PSKを選択
2-3.(上記画面で) パスワードの設定(初期値のままでも問題ありません)


クライアント(子機)の設定
GS01の設定が終わったら、クライアント(子機)の設定です。
101DLを子機にした時の設定です。

101DLの設定
1.設定→無線とネットワーク→Wi-Fi設定→(本体の)メニューボタン→詳細設定→
 「静的IPを使用する」のチェックを外しておきます。

2.設定→無線とネットワーク→Wi-Fiにチェックを入れる→
  スキャンされたSSIDの中からGS01のものを選択(初期値の場合は「GS01-PocketWiFi」)→
  パスワード(GS01で設定したもの)を入力→OKを選択

これで完了です。
101DLではWi-Fi電波の扇型のマークが表示され、GS01経由でデータ通信を行います。

親機(GS01)と、子機(101DL)で速度の差は発生するかテスト
GS01がルーター(親機)となっている状態で、101DLでスピードテストした結果と、GS01でスピードテストした結果で、速度に変化が現れるのか確認してみました。(IIJmioのライトスタートプラン クーポンON)

結果的にはどちらもほぼ同じ速度が出ていました。(ぽんだ環境では、どちらの機種でも2~5Mbps程度)
GS01経由することによる、子機の速度低下はほぼないと考えていいかと思います。

タブレットやWindowsパソコンも子機として使える
GS01をPocket WiFi(テザリング)として使用すれば、SIMスロットのないタブレットも外出先で使えるなどの利便性が広がります。設定も簡単なのが嬉しいところです。
※Windows 8や、107SH(Android 4.0=ICS)などの子機設定についても、後日改めてまとめてみたいと思っています。

バッテリーの消耗は早い
使ってみてやや気になったのは、GS01のバッテリーの消費具合で、Pocket WiFiオンの状態では、バッテリーはまる1日は持たないと感じます。(詳しくはまだ調べていません)
そのため、Pocket WiFiは通常はオフで、使用する時だけオンにして使用する、という使い方が適していると感じます。

GS01・101DL(Streak Pro)について思うところ
SIMフリー端末で、テザリング(Pocket WiFi)機能も標準搭載のGS01は中々いい端末だと思います。
SIMフリー端末なのは、イーモバイルの考え方によるところでしょう。現にGS02やGS03もSIMフリー端末です。
この辺り、イーモバイルというキャリアにはとても好感が持てます。

一方、SIMロックがかかっていて、Pocket WiFiも標準ファームウェアでは利用できない101DLには残念さがあります。ハードウェアはいいのに、キャリアのファームウェアによって、それが100%出せていない状態であり、ユーザーにとってはデメリットしかないように思います。

GS01、101DLは「Dell Streak Pro」 という名称でハードウェアの基本仕様は全く一緒で、違いが現れるのは各キャリアの考え方・サービスの違いによるところのみです(=ファームウェアレベルのものです)
この2台の端末(Streak Pro)は、各キャリアの戦略や考え方の違いがはっきり分かる機種だと感じます。

利用用途の広さでいけば、GS01がダントツ優れています。

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